Googleフォトに保存している画像を、ブログやWebサイト上にそのまま表示したい場面があります。
たとえば、WordPressの記事内に写真を表示したい、固定ページにGoogleフォトの画像を入れたい、HTMLの中で画像として表示したい、といったケースです。
ただし、Googleフォトの共有リンクをそのまま貼り付けても、画像として表示されるわけではありません。
この記事では、Googleフォトの画像をWebページ上に「画像として表示する方法」と、実務上の注意点をわかりやすく解説します。
Googleフォトの共有リンクは画像URLではない
まず重要なのは、Googleフォトで作成できる共有リンクは、画像そのもののURLではないという点です。
Googleフォトで「リンクを作成」すると、次のようなURLが発行されます。
https://photos.app.goo.gl/xxxxxxxx
このURLは、画像ファイルそのものではなく、Googleフォトの閲覧ページへのリンクです。
そのため、次のように img タグへ入れても画像としては表示されません。
<img src="https://photos.app.goo.gl/xxxxxxxx">
これはよくある間違いです。
img タグで表示するには、画像ファイルに直接アクセスできるURLが必要です。
画像として表示できるURLの形
Googleフォトの画像をWeb上で表示する場合、画像アドレスとして使える可能性があるのは、次のようなURLです。
https://lh3.googleusercontent.com/xxxxxxxxxxxxxxxx
または、末尾にサイズ指定が付いた形式です。
https://lh3.googleusercontent.com/xxxxxxxxxxxxxxxx=w1200
この lh3.googleusercontent.com から始まるURLが、実際の画像表示に使われることがあります。
つまり、ポイントは次の通りです。
photos.app.goo.gl
これは共有ページのURLです。
lh3.googleusercontent.com
これは画像として表示できる可能性があるURLです。
Googleフォト画像をHTMLで表示する手順
Googleフォトの画像をWebページに表示したい場合は、以下の手順で画像アドレスを取得します。
手順1:Googleフォトで画像を開く
まず、Googleフォトを開き、Webサイトに表示したい画像を選択します。
手順2:共有リンクを作成する
画像を開いたら、共有ボタンを押して「リンクを作成」を選択します。
作成された共有リンクをコピーします。
手順3:共有リンクをブラウザで開く
コピーした共有リンクを、ブラウザの別タブで開きます。
画像が表示されたら、その画像をクリックして大きく表示します。
手順4:画像アドレスをコピーする
表示された画像の上で右クリックし、「画像アドレスをコピー」を選択します。
このとき取得できるURLが、lh3.googleusercontent.com から始まるURLであれば、HTMLの img タグで表示できる可能性があります。
HTMLで表示する基本コード
取得した画像URLを、次のように img タグへ入れます。
<img
src="https://lh3.googleusercontent.com/xxxxxxxxxxxxxxxx=w1200"
alt="画像の説明"
loading="lazy"
style="width:100%; max-width:100%; height:auto; display:block;"
>
このコードを使うと、画像がページ幅に合わせて表示されます。
各項目の意味
src
画像URLを入れる場所です。
alt
画像の説明文です。SEOやアクセシビリティのために入れておく方が良いです。
loading="lazy"
画像の遅延読み込み設定です。ページ表示速度の改善に役立ちます。
style="width:100%; max-width:100%; height:auto;"
画像を横幅に合わせて表示し、縦横比を崩さないための指定です。
WordPressのカスタムHTMLで使う場合
WordPressの記事や固定ページで使う場合は、「カスタムHTML」ブロックを追加して、次のコードを貼り付けます。
<div class="google-photo-image">
<img
src="https://lh3.googleusercontent.com/xxxxxxxxxxxxxxxx=w1200"
alt="Googleフォト画像"
loading="lazy"
>
</div>
<style>
.google-photo-image img {
width: 100%;
max-width: 100%;
height: auto;
display: block;
}
</style>
これで、Googleフォトの画像をWordPress上に画像として表示できます。
画像サイズを調整する方法
Googleフォトの画像URLには、末尾にサイズ指定を付けられる場合があります。
たとえば、横幅800pxで表示したい場合は次のようにします。
=w800
横幅1200pxで表示したい場合は次のようにします。
=w1200
横幅1600pxで表示したい場合は次のようにします。
=w1600
実際のコード例です。
<img
src="https://lh3.googleusercontent.com/xxxxxxxxxxxxxxxx=w1200"
alt="Googleフォト画像"
loading="lazy"
style="width:100%; max-width:100%; height:auto; display:block;"
>
ページ内で大きく見せたい場合は w1200 や w1600、軽く表示したい場合は w800 程度が使いやすいです。
正方形にトリミングして表示する例
画像を正方形に近い形で表示したい場合は、URLの末尾に次のような指定を加える方法があります。
=w600-h600-c
コード例です。
<img
src="https://lh3.googleusercontent.com/xxxxxxxxxxxxxxxx=w600-h600-c"
alt="トリミング画像"
loading="lazy"
style="width:100%; max-width:600px; height:auto; display:block;"
>
w600 は横幅、h600 は高さ、c はトリミング指定のような意味合いで使われます。
ただし、GoogleフォトのURL仕様は安定した公開画像ホスティング用ではないため、必ずしも長期的に同じ挙動になるとは限りません。
Googleフォトを画像ホスティングとして使う注意点
Googleフォトの画像URLを使えば、Webページ上に画像として表示できる場合があります。
ただし、Googleフォトは本来、Webサイト用の画像置き場ではありません。
そのため、次のようなリスクがあります。
- 突然画像が表示されなくなる可能性がある
- URLが長く、管理しにくい
- Google側の仕様変更で使えなくなる可能性がある
- 商用サイトや長期運用サイトには向かない
- 画像の表示速度やキャッシュ制御を細かく管理しにくい
一時的な確認用や、個人的なページで使う程度なら問題ない場合もあります。
しかし、会社サイト、LP、ブログ記事、SEOを意識したページでは、あまりおすすめできません。
長期運用ならWordPressメディアにアップロードする方が安全
Webサイトに安定して画像を表示したい場合は、Googleフォトから画像をダウンロードして、WordPressのメディアライブラリへアップロードする方法が一番安全です。
流れは次の通りです。
Googleフォトから画像をダウンロード
↓
画像サイズを圧縮
↓
WordPressのメディアにアップロード
↓
画像URLを取得
↓
記事や固定ページに表示
WordPressにアップロードした画像であれば、次のように安定して表示できます。
<img
src="https://example.com/wp-content/uploads/画像ファイル名.jpg"
alt="画像の説明"
loading="lazy"
style="width:100%; max-width:100%; height:auto; display:block;"
>
この方法なら、画像URLの管理もしやすく、SEOや表示速度の面でも有利です。
Googleフォトを使う場合とWordPressメディアを使う場合の比較
| 方法 | メリット | デメリット |
|---|---|---|
| Googleフォトの共有リンク | 共有が簡単 | 画像として直接表示できない |
| Googleフォトの画像URL | HTMLで画像表示できる場合がある | 長期安定性に不安がある |
| WordPressメディア | 安定して表示できる | 画像のアップロード作業が必要 |
| Google Drive | 共有管理しやすい | 画像ホスティング用途には不向き |
実務でおすすめの使い分け
一時的に画像を表示したい場合
Googleフォトの画像アドレスを取得して、img タグで表示してもよいです。
<img
src="https://lh3.googleusercontent.com/xxxxxxxxxxxxxxxx=w1200"
alt="画像"
loading="lazy"
style="width:100%; max-width:100%; height:auto; display:block;"
>

ブログ記事で使う場合
Googleフォトから画像をダウンロードし、WordPressメディアにアップロードする方法がおすすめです。
会社サイトやLPで使う場合
Googleフォトの直リンクは避けた方が安全です。
WordPressメディア、サーバー内画像、CDNなど、Web公開に適した場所へ画像を置くべきです。
アルバムとして見せたい場合
Googleフォトの共有リンクをボタンとして掲載する方法が簡単です。
<a href="https://photos.app.goo.gl/xxxxxxxx" target="_blank" rel="noopener noreferrer">
写真一覧を見る
</a>
ただし、この方法は画像をページ内に直接表示するのではなく、Googleフォトのページへ移動する形です。
まとめ
Googleフォトの画像をWebページ上に画像として表示したい場合、photos.app.goo.gl の共有リンクをそのまま img タグに入れても表示できません。
画像として表示するには、lh3.googleusercontent.com から始まる画像アドレスを取得し、それを img タグの src に入れる必要があります。
ただし、GoogleフォトはWebサイト用の画像ホスティングサービスではありません。
一時的な表示には使える場合がありますが、長期的に安定して表示したい場合は、Googleフォトから画像をダウンロードして、WordPressのメディアライブラリやサーバーにアップロードする方法が安全です。
実務では、次のように考えるとわかりやすいです。
一時的な表示
→ Googleフォトの画像URLでも可
ブログやLPで長く使う画像
→ WordPressメディアへアップロード
アルバムとして見せたいだけ
→ Googleフォトの共有リンクを掲載
Googleフォトは写真の管理や共有には便利ですが、Webサイトに画像として安定表示する用途では注意が必要です。画像を確実に表示したい場合は、Web公開に適した場所へ画像を置くことをおすすめします。
