HTMLファイルの全体像
AURELIONのトップページ(index.html)は、次のような大まかな構造になっています。
<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
<meta charset="UTF-8">
<meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1.0">
<title>AURELION — 時を超えた精巧さ</title>
<link href="https://fonts.googleapis.com/css2?..." rel="stylesheet">
<style> /* CSSはここに書く */ </style>
</head>
<body>
<nav> /* ナビゲーション */ </nav>
<section id="hero"> /* ヒーロー */ </section>
<section id="collections"> /* コレクション */ </section>
<footer> /* フッター */ </footer>
<script> /* JavaScriptはここに書く */ </script>
</body>
</html>
一見複雑に見えますが、大きく分けると 3つのブロックだけで構成されています。ひとつずつ見ていきましょう。
① DOCTYPE宣言
ファイルの一番最初に書く !DOCTYPE html は、「これはHTML5で書かれた文書ですよ」とブラウザに教えるための宣言です。
<!DOCTYPE html> ← 「HTML5文書です」という宣言
DOCTYPE宣言がないと、ブラウザが古い互換モードで動作してしまい、レイアウトが崩れることがあります。必ず1行目に書きましょう。
② <head> — 見えない設定エリア
head要素はブラウザやGoogleに対する「設定情報」を入れる場所です。画面には表示されません。AURELIONサイトのheadを見てみましょう。
<head>
/* 文字コード:日本語など文字化けを防ぐ */
<meta charset="UTF-8">
/* スマホ対応:画面幅に合わせて表示する */
<meta name="viewport"
content="width=device-width, initial-scale=1.0">
/* タブやGoogle検索に表示されるタイトル */
<title>AURELION — 時を超えた精巧さ</title>
/* Google Fontsからフォントを読み込む */
<link rel="preconnect" href="https://fonts.googleapis.com">
<link href="https://fonts.googleapis.com/css2?family=Cormorant+Garamond..."
rel="stylesheet">
/* CSSをここに書く */
<style>
/* ... */
</style>
</head>
各行の役割まとめ
- charset="UTF-8" — 文字コード設定。日本語サイトは必ずUTF-8
- name="viewport" — スマホでも正しく表示するための設定
- <title> — ブラウザのタブとGoogle検索結果に出るタイトル
- <link rel="stylesheet"> — 外部CSSやフォントファイルの読み込み
- <style> — CSSを直接ファイル内に書くエリア
③ <body> — 見えるコンテンツエリア
body要素の中に書いたものが実際にブラウザに表示されます。AURELIONサイトでは、bodyの中はいくつかのセマンティックタグで整理されています。
<body>
/* ナビゲーション:サイト共通のメニュー */
<nav id="nav">
...
</nav>
/* セクション:ページの各ブロック */
<section id="hero">
...
</section>
<section id="collections">
...
</section>
/* フッター:ページ下部 */
<footer>
...
</footer>
/* JavaScriptはbodyの末尾に書くのが基本 */
<script>
// ...
</script>
</body>
セマンティックタグとは?
セマンティック(semantic)とは「意味を持つ」という意味です。ただの <div> タグではなく、意味のあるタグを使うことで、Googleやスクリーンリーダーがページの構造を理解しやすくなります。
- <nav> — ナビゲーションメニュー
- <section> — ページ内の1つのセクション(章)
- <footer> — ページ下部のフッター
- <header> — ページ上部のヘッダー
- <main> — ページのメインコンテンツ
- <article> — 記事や独立したコンテンツ
例えばナビゲーションを <div class="nav"> と書くより <nav> と書いた方が、Googleやスクリーンリーダーはそこがナビゲーションであると即座に理解できます。SEOや表示の正確さに直結します。
id属性の使い方
AURELIONサイトでは各 section に id="hero" や id="collections" という属性が付いています。id属性は1ページに1つしか使えないユニークな識別子で、主に2つの用途で使われます。
/* 用途1:アンカーリンク(ページ内ジャンプ) */
<a href="#collections">Collections</a>
/* → クリックすると id="collections" の要素までスクロール */
/* 用途2:JavaScriptから要素を取得する */
const nav = document.getElementById('nav');
/* → id="nav" の要素をJSで操作できる */
まとめ
HTMLの基本構造は:
- DOCTYPE — 「HTML5です」という宣言(1行目)
- <head> — 設定情報(画面に表示されない)
- <body> — 実際のコンテンツ(画面に表示される)
この3つを押さえれば、どんなHTMLファイルを見ても最初に構造が把握できます。次の記事ではCSSの変数(カスタムプロパティ)を使ったカラー管理を学びましょう。